手紙と言葉のある暮らし

〜風のように気まぐれに、かたつむりのようにゆっくりと〜


13歳の初めての英語手紙:楽しさと感動のはじまり

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みなさん、初めて英語で手紙を書いた時のことを覚えていますか?

私ははっきりと覚えています。

今日は、そのことをお話したいと思います。

私が初めて英語の手紙を書いたのは、真新しい制服に慣れてきた中学1年生、13歳の頃でした。
これは文通ではなく、手紙を書いてそれをクラスメイトの前で発表するという形でした。

当時、私は学校があまり好きではありませんでした。
集団での活動や勉強があまり得意ではなく、授業にもあまり興味を持っていませんでした。
ただし、英語の授業だけは別でした。
私の担任の先生や英語の先生からは、いつも「英語の授業の時は本当に楽しそうだね」と言われていました。

そんな日々が過ぎ、2学期になった頃、1学年で英語の筆記体コンテストが開催されました。
このコンテストでは、与えられた英文を美しい筆記体で書くことが求められ、上位2名は県大会に進むことができるという内容でした。
参加は希望者のみで、私は立候補して毎日筆記体の練習をしました。

結果、私は上位2名には選ばれませんでした。
しかし、この経験が私の中で英語を書く楽しさに変わっていきました。

その後、学校にイギリスからのALT(外国語助手)の先生がやって来ることになりました。
学校全体で3人、私のクラスには1人のALTの先生が配属されました。
その先生に手紙を書いて発表する機会が巡ってきたのです。

それから、私は毎日辞書を片手に英語の手紙を書きました。
何度も手紙を書いては英語の先生にチェックしてもらい、修正を加える日々が続きました。
そして、ALTの先生の初授業の時にみんなの前で英語の手紙を読み、先生に渡しました。

これが、初めての英語の手紙でした。

この経験から、英語で手紙を書く楽しさが生まれ、その後26年も続く「海外文通」という趣味にも繋がっていきました。

その後、ALTの先生のおかけで、初めて海外へ手紙を出す機会もいただけました。
この体験は、また後日ご紹介したいと思います。

写真提供元
フリー画像素材Pixabay

Canva

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